2012-01-29

Recipe:鶏の柚子こしょう揚げ





















Recipe
鶏の唐揚げ〜柚子こしょう風味〜

材料(2人分)
鶏むね肉  1枚
柚子胡椒  大さじ1
日本酒   大さじ1
しょうゆ  小さじ2
塩     ひとつまみ
小麦粉   適宜
サラダ油  適宜

作り方
1 鶏むね肉をひとくち大に切る。
  バットに柚子胡椒、日本酒、しょうゆ、塩を混ぜ合わせ、
  鶏肉を入れなじませ、そのまま一晩置く。
2 小麦粉をまぶし、低温のサラダ油で表面が薄く色付くまで揚げ、
  一旦引き上げ、3分ほど置き、再び高温でからりと揚げる。
  (火が通り肉汁が出てくると、パチパチの音が変わります)


かれの友人の九州料理店に食事に行った時、
美味しい!と連呼している私たちを観るに見かねて(?)
おすそわけいただいた柚子胡椒。
風味を活かしてあっさり仕上げたかったので、あえて胸肉に。
柚子胡椒のコクと風味がしっかり鶏肉にしみこんで、
にんにく無しでも充分な食べごたえ。



九州料理のお店はコチラ
高田馬場にある、できたてほやほやのお店です。













初めての'鶏の天ぷら'や'あつめし'に感動しきり。
にぎわう店内も心地よくて、帰る道すがら「また行きたい♪」と話すほど。
絶品のこの柚子胡椒も、様々なアイデアで展開されています。


2012-01-21

Royal Tenenbaums,Fantastic Mr.Fox

ずっと気になっていたのに観ていなかった
’ロイヤル・テネンバウムス’
もう10年以上前の映画ですが、全く古さは感じません!












登場人物が多いながらもそれぞれの書き込みが丁寧で、
見た人は、このなかの誰かしらに「分かる分かる」と感情移入してしまいそう。
ストーリーの展開もうまく、一見は定番の家族劇と思わせながら
時間軸を行ったり来たり…そして少しずつ変化が…

この監督、ウェス・アンダーソンといえば
’ファンタスティックMr.フォックス’もと思いつき、続けざまに。

























行ったり来たりスタイルはお得意パターン?
でもこちらもコミカルながらもほろりとさせて秀逸作。


ロイヤルテネンバウムスのグウィネスパルトロウをアイコンとして
掲げていることで有名なのはStyle RookieのTaviちゃん。
ファンタスティックMr.フォックスもみんなちっちゃいのにお洒落♪

数日前から始まった2012秋冬のメンズコレクション。
Carvenがとても可愛いコレクションを発表しました。
ふたつに通ずるのは、
ともすると野暮ったくなりがちな色の組み合わせと素材感が
コンパクトにまとまっているところ。







via Style.com





2012-01-10

Paris,Ed Banger!

急きょ、Parisへの旅が決まりました。

楽しみで何も手につきません!



まずはEd Bangerのムッシュー達に会いたい
JUSTICEのLIVEを狙っています。



D O T H E  D A N C E ! ! !




京のおせち お雑煮編

京都のお雑煮は白味噌、頭芋が主流です。
関東で「かしらいも」と言ってもなかなか通じなくて。
この機会に姿をおさめてきました。

こちらが泥だらけのビフォー



















アフター



















「かしらいも」は里芋か海老芋の親芋を指すらしいですね、初めて知りました!
お雑煮には海老芋の頭芋を使います。

里芋と同じように泥を洗い落とし、乾かしてから皮をむき、
ぬめりをとるために下茹で。
白味噌は水でといて、鍋底が焦げないように混ぜつつゆっくり温めます。
あとは祝い大根と金時人参(京人参)を輪切りに。
円い形が「円満」を表すそう。
この謂れを知らずに祝い大根をケチったので(!)、普通の大根を型抜き。
型は有次さんの羽子板と松♪

白味噌を水でとくのが我が家流でしたが、普通は昆布だしのよう。
水ときのルーツは辻留流かと思いますが・・・改めて調べてみます。

幼い頃は、このコブシ大の芋が一度に食べきれず、
味噌と芋の二重奏でドロンドロンになってました。


白味噌は八丁味噌と合わせても美味しいし、
茶の湯で稽古じまいの日にいただく「埋み豆腐(うずみどうふ)」もオススメ。
お椀に豆腐とご飯、そこに白味噌をかけて海苔をのせます。



そうこうして味噌を使い切った頃には旧正月に。


2012-01-06

京のおせち 準備編

年末ばたばたと帰省し、初のおせち料理に挑戦しました!
一昨年に母が亡くなり、きちんと手ほどきも受けぬままだったのが
本当に悔やまれます。
自分の舌と感覚、そしてこの本を頼っていざ準備から。





















有元葉子さん「有元家のおせち25点」
かなり助けられました。
予定表つきの段取りページや、保存方法まで知りたいことがぎゅっと凝縮。



●作ったお品は次の通り
黒豆
田作り
昆布巻き
たたきごぼう
紅白なます
くわいの含め煮
お煮しめ
お雑煮(白味噌と頭芋)

頑張ったんですが、こう書くと少ないですね。
来年は父の大好物の棒鱈ふくめて品数を増やしたいです。

●コスト
昆布や干し椎茸など実家にあるものも用いつつ、
そんなに予算もかけずに作れることも分かりました。
(我が家は、お正月はほとんど動物性のものを食べないんです。)

●段取り
30日昼に京都に帰り、まずは錦市場へ。
我が家のお雑煮の白味噌は山利さんのと決めています。
堺町角っこの麩嘉さんへ、事前に予約をしておきました。
ほかは近所のスーパーでコト済ませ・・・
(最近はこんなにギリギリでも何でも売ってて便利!)

30日
出汁用の昆布を水に浸している間に、出汁のいらない
田作り、なます、たたきごぼうを作りました。
大掃除の仕上げとお飾りの準備もパタパタと。
就寝前に黒豆を水につけておきます。

31日
黒豆を火にかけつつ、出汁を用いるくわいとふき(これはおまけ)の含め煮。
最後にお煮しめを作りました。
ここでちょっと休憩(あれこれ口実つけ雑貨屋さんへ買い物☆)
夕方以降は年越し蕎麦とお雑煮の準備です。




「作らんでええよ」なーんて言ってた父も、いざ作ると喜んで
大晦日からチビチビ食べてました。
(そのため元日の新鮮味はまったくなし!)

作るのも楽しいけど、美味しいと食べてもらえるのはやっぱり嬉しい。
天日干しの棒鱈、待っててね、と見守りました♪