生まれ故郷である京都に帰ってきました。
ここ数年は、帰省の度にひとつ、テーマを決めるようにしています。
20歳頃までの私にとって、京都で育ったという貴重さに気付くことがなく、
恥ずかしながら、今になってその魅力を再発見しています。
(ローカル&チープな楽しみ方がモットー!)
今回のテーマは「重森三玲」
重森三玲は枯山水庭園にモダンなモチーフを組み込んだ庭家。
という説明なしでも、その斬新さ、力強さは十分感じられます。
彼の手がけた庭のひとつ、東福寺の’方丈八相の庭’に行ってきました。
東福寺は京都駅からJRで1駅。東福寺駅から徒歩10分足らずで行き着きます。
新緑に囲まれたひんやりとした道を抜け
方丈園へ。
ほの暗い渡り廊下を抜けると・・・
目の前に雄大な景色が!
石の存在感に圧倒されます。
こちらは五山に見立てているみたい。
有機的な曲線がきれい。
正面から見ると分からないのですが、石を少し前傾させることで、
迫ってくるような感じを出しているそうです。
落ちる葉も計算のうち?
みずみずしい緑の美しさとリズミカルな石の配置。
おまけ。なんだかグラフィカル。
東福寺内には他にも三玲の作がたくさんあります。
全部見ると1日かかるかも。
庭なんか興味ないって思っていましたが、まさにアートでした。
しかも自然をあやつり、自然によって作られるもの。
訪れた人みんながゆったりしているのも感じられて、すてきな経験でした!
そしてこの後は電車に揺られて北に向かいます。
その模様は次回に☆
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